牧野緑地設計室は、郷土の歴史から音・光・色彩のデザインも考える、
造園・都市計画の新しいカタチの設計会社です。
竣工後のブランドデザインとデザインストラテジーは、
各種戦略企画制作のマキノデザインにお任せください。
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株式会社 牧野緑地設計室/有限会社 マキノデザイン 
 


 
 
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株式会社 牧野緑地設計室
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〒880-0032
宮崎県宮崎市霧島4-5
TEL:0985-22-6955
FAX:0985-22-6975
 
有限会社 マキノデザイン
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【宮崎本社】
〒880-0907
宮崎県宮崎市淀川3-8-17
佐伯ビル3F
TEL:0985-41-9800
FAX:0985-41-9880

【東京分室】
お陰様で予定の3年終了。
次回は別の地区に進出。
 
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CAD
 
設計の前に、造園とは、土木とは

当社は、行政を主とした公園や庭園、街路など、造園の設計を主とし創業致しました。現在では緑の重要性が一般化し、個人宅の庭園から大型マンションのエントランスや外柵まで、民間施設の緑化も設計させて頂いております。

これらは屋外の緑化設計だけでなく、屋内の緑化設計まで多岐に渡ります。こういった造園というと、どうしても大掛かりないわゆる工事をイメージしがちですが、ガーデニングなどもある意味、造園の一部だと、私達は考えています。庭先や玄関前、また食卓のテーブルや仕事机にちょっと緑をおく、これらも全てガーデニングと呼べますので、ガーデニングも広い意味を持っています。そのガーデニングも含めた造園の定義自体、結果様々だと考えています。

もしかするとガーデニングや造園という言葉自体、今や日本語として新たな意味を持つ文化として認識しても良いのかもしれません。学術的なアプローチで考えると、例えば大学で造園学を学ぶ際、工学部ではなく農学部となります。工学に植物学が加わるという点で、独特な世界観を形成する分野であると言えるのではないでしょうか。工学の部分だけで考えれば、土木を主に考えますが、またこの土木の定義も広いものです。

何もない所に何か施設を作る場合、造成といって、その場所をいわゆる更地にすることから始めます。これは土木の領域と捉えて良いでしょう。ここに公園を築く場合、造園の設計に基づいて造園施工が始まりますし、建造物を築く場合、基礎を打ち建物ができあがっていきます。公園であればそのまま緑化工事などとなりますが、建造物の場合、全ての形が見えたところで植栽工事が始まります。当社は、この緑を扱う部分の造園設計と、その前段階の土木設計を行っているわけです。全てができあがっての緑地監理も、造園の領域です。

 
 
そして、設計。
造園や土木のみならず、ガーデニングをするにしても企画は必要になります。プロ仕様の図面とまではいかなくても、どこに何を置きたいか、置くならば大きさはどれくらいか、必要な土は?容器は?肥料は?など、ある程度の予定は立ててガーデニングは始まるでしょう。そんなときに、手書きで図案を作ったり、パソコンでイメージを探してきて画面上でシミュレートしたりとされているのではないでしょうか。我々設計士も、公園を作る手順はそんなガーデニングの手順と大差ありません。

作る予定地を土木設計として更地にし、レイアウトを決めるなど、植栽計画などを入れていくなどの造園設計を行います。もちろん出来上がり想像図を念頭においてから、土木も造園も含めた全てを並行して設計は行います。ただこういった図面をひく際に使用するツールは、家庭でのガーデニングではあまり使用しないと思われる、プロ仕様の専用のものを使っています。それがCADです。CADもパソコンのソフトですので、かなりの種類があります。行政に提出する場合は図面のフォーマットがありますので、要求フォーマットに沿ったファイル形式での提出が義務付けられています。かなりの種類のCADソフトのなかで、要求フォーマットに即したソフトを選び、使用します。

 
 
 
設計には、理念とCAD。
現在当社は宮崎の行政のフォーマットである、JW−CADを利用しています。また、このフォーマットで“設計とは”という造園工学の部分から始める製図方法やCADの扱い方まで、大学や専門学校でCAD講習を担当させて頂いております。これから設計会社に勤務したい方、設計関係の仕事に興味を持たれている方、また現在設計会社に勤務しながらCADのノウハウをお持ちでない方、お気軽にご相談ください。当社ではCADの出張講習も行っております。PCをお持ちでない方、PCはあるけれどもCAD環境はお持ちでない方もご相談ください。機器類からソフトの選択、メンテナンスまでサポート致します。

当社は造園と土木の設計を行っております。都市計画をあらゆる角度から検証し、地域性を重視し、私達の住みよい地球環境に配慮した街づくりを行っております。図面作成業務のみならず、歴史や文化背景を考慮し、都市計画とは何か、住む、生活するとはどういうことか、といったことまで含めた企画計画第一の設計業務に取り組んでおりますので、そういった視点での講義などをさせて頂いたりもしております。設計例は当ページ内の写真をご参照ください。造園設計、土木設計はもちろん、CAD関係から各種講習講義まで、幅広くお問い合わせください。皆様からのご連絡をお待ち致しております。

 
 
■ 高鍋町 舞鶴公園 萬歳亭
水琴窟
萬歳亭
舞鶴城址の公園内にある茶室です。ゆったりとした時間とともに、日本庭園の粋な文化、水琴窟の音 色が流れます。

[写真/上]

水琴窟(すいきんくつ)。水が蹲(つくばい)から流れ、地中に埋め込んだ甕に水滴が落ちる。すると、その水滴の音がまるで琴を奏でたような美しく不思議な調べが流れる。日本古来の文化。サウンドスケープを実践した、見事な音風景の立て役者。

[写真/下]

茶室。季節に応じた植物の姿を堪能できる。縁側に座っていると、いつまでもこのゆったりとした雰囲気に浸ってしまい、我に返ったときとんでもなく時間が流れていることに気付き、現実にガッチリ引き戻されてしまう。訪れるタイミングには注意が必要かも。
 
■ 南九州大学 宮崎キャンパス
南九州大学
南九州大学
宮崎市内にも関わらず、一歩入るだけで閑静な空間に包まれます。自然に溢れた、大学の気風を象徴する空間を演出しました。

[写真/上]

中庭からみた校舎。一面芝生に囲まれ、とにかく清清しい。天気の良い日などにはピクニックに、お弁当を持って自然を満喫したいものだが、気が付けばここは大学なので、学生の方々にヘンな目で見られないよう、ほどほどに遊んでみたい。

[写真/下]

中庭にある回廊。芝生の空間をぐるりと取り囲む木製の回廊は、青空と緑と木のカラーリングで、生のアースカラーを実感できる。上を向いたり横をみたりしながらひたすらぐるぐる歩き回る。あまりぐるぐる回りすぎてやはり学生の方々にヘンな目で見られないよう注意が必要かも。
 
 

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